今回は、加藤昌治氏の著書でも紹介されている「SCAMPER」というアイデア発想法についてお話ししたいと思います。起業の型として7種類22分類がありますが、企画など一般的なテーマの場合、この SCAMPER(スキャンパー) というアイデア発想法が役に立ちます。SCAMPERとは、アイデアの対象・課題に対する質問集です。
この質問集とは、
S=Substitute
C=Combine
A=Adapt
M=Modify・Magnify
P=Put to other use
E=Eliminate
R=Reverse・Rearrange
それぞれのの頭文字をとってSCAMPER(スキャンパー)
日本語にすると、
S:代用品はないか?
C:結合できないか?
A:応用できないか?
M:補正・拡大できないか?
P:他の使い道はないか?
E:削除・削減できないか?
R:逆・再編成できないか?
これは、問いかけの細分化ですね。
すべての問いかけに答えてみても一部に答えても自由です。
このリストは手帳などメモしておいて、アイデア出しの時に活用しても良いかもしれません、
たとえば、お題が「ホワイトボードマーカー」の場合
代用品はないか? の場合
・普通の紙にも書ける両用インクを開発
・インクを墨汁に置き換えて陰影効果期待
・キャップを磁石にして固定できるようにする
といった具合です。
このように、商品を構成するパーツを何かに置き換えただけでもアイデアがでてきます。
とにかく、SCAMPERを使って、たくさん自問自答してみてください。いっぺんにやると疲れてしまいますので、スキマ時間を利用してゲーム感覚で楽しんでやることをオススメします。
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