プレジデント( 2017.10.2号)を読んで、ふっと 気になる記事がありました。
「情報通」と呼ばれるほど情報を持っている人が優れた人だと限らないことです。
情報をたくさん持っていても、物事がよく見えるとは限りません。
たとえ、情報があっても、それをどれほど 理解できているかどうか、それを支える思考力があるかが重要です。
情報をきちんと理解できていれば、他のものと関連づけながら話すことができます。
この思考力を高める方法の一つが本を読むことです。
トコトン 考え抜いた人の著書がオススメです。
その思考のプロセスをわかるまでたどり、じっくり考えることで思考力が高まります。
また、本の内容が身についたかどうかを確認する意味でアウトプットすることも大切です。
上場に成功したベンチャー企業の知人の経営者は、これぞという本を読んだ後で「まとめ」を作ります。マインドマップにまとめる人もいます。
この作業を行うことで、著者の考えに近づき、要点を見抜く力がつきます。
私は、クライアントに読んだ本のことを話してもらうことがあります。
自分でわかったと思っていても、アウトプットすると理解しているかどうか確認できます。
本を読んだ後に「まとめ」を書くのが苦に思う人が大半だと思いますが、まずは読後メモを書くことからはじめてはいかだでしょうか。
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